2011年04月24日

イウン(ㅇ)の連音化




韓国語や英語では連音化といって、終声子音が次の母音の初声子音として連音するという現象があります。

음악(音楽) → 으막
an apple(りんご) → anapple

これは全てのパッチム(終声子音)で起こる現象ですが、
日本人向け教材ではイウン(ㅇ)の連音化に関してきちんと記載したものが少ないです。

イウン(ㅇ)はパッチムとして発音される場合、ŋ(ng)の音価を持っていますので、
これを母音に繋げる(連音させる)必要があります。
現代韓国語ではŋ(ng)は初声子音としては立たない為、
連音化後の発音をハングルを使って表記することはできません。
これが教材などできちんと説明がされない理由のひとつではないかと考えています。
アルファベットを使って連音後のイメージを書いてみると下のような感じです。

jung ang → ju ngang
지 gang a ji→ ga nga ji
bang hyang → ba nghyang
 jong i → jo ngi

連音の原理は他のパッチムと同じなので、さほど難しくはありません。
よく聞いて、よく発音してみましょう。



この記事へのコメント
イウンの連音化は苦手でして
現在、韓国語をネイティブに教えてもらってますが、中々私の発音の細かいところを指摘してくれずに困っていました。

こちらのブログをみつけ、音声付なのがとても参考になりました。
これからも、楽しみにしています。

Posted by tokumei at 2011年05月19日 21:53
tokumeiさま
ありがとうございます。
まずは、イウンパッチムをきちんと発音できているか(n,m,ngの区別)が決め手です。
ちなみに、イウン連音は英語でいうとsingにerがついた場合の、singerのngerの部分に相当します。

発音に関しては詳しいほうだと思うので、何か困っていることがあれば、教えてください。そのトピックで記事を書いてみます。
Posted by きたろう at 2011年05月19日 23:27
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