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釜山(プサン)はローマ字でBusan、
済州(チェジュ)はローマ字でJeju、
金浦(キンポ)空港はローマ字でGimpoと書くのをご存知ですか?
Busanだったらブサンじゃん!
Jejuだったらジェジュじゃん!
Gimpoだったら金浦ならぬ銀浦じゃん!wというツッコミが来そうですが、
実際このように表記します。
これは日本語と韓国語の音韻体系の違いによるものです。
日本語は清音(か)濁音(が)の違いで別の音ですが、
韓国語は息の出具合가 카 까によって音を区別します。
息を普通に出す音を平音、
息を激しく出す音を激音、
息をほとんど出さない音を濃音といいます。
(この平音とか濃音とかいう呼称は外国人が学習するときの用語なので、一般的な韓国人は知りませんが)
アルファベットで表記するときは
ga=息を普通に出す『か』(가)(平音)
ka=息を激しく出す『か』(카)(激音)
kka=息をほとんど出さない『か』(까)(濃音)
のように表記をします。
また、韓国語では語頭の音は濁らない、
語中の音は濁るという性質があるため、
Busanは語頭が濁らず日本人の耳にはプと聞こえるわけです。
こちらのサイトに韓国政府が発表している韓国語のローマ字表記法の日本語訳があります。